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暑い夏、熱中症にならない暑さとの付き合い方
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暑い夏、熱中症にならない暑さとの付き合い方

皆様こんにちは現場コーディネーターの渡邊です。
今年も暑い夏が来ました。現場でも、やはり気をつけないといけないのは熱中症になります。

熱中症とは、高温多湿といった気温や環境の影響で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりして生じる、さまざまな症状のことです。軽症の場合、例えば軽い立ちくらみなどは、現場での応急手当で回復することが多いですが、重症の場合は意識を失ったりしてしまうこともあり、周囲の人の素早い助けが経過を大きく変えることがあります。

私たちの体は、体温が上昇すると適度な体温を維持するために、汗をかいたりして皮膚から熱を体外へと放出します。しかし、この仕組みが十分に働かないと、体内に熱が溜まって体温が上がり、熱中症を引き起こします。つまり、体内の熱の冷却システムの破綻が熱中症の直接的な原因と言えます。
冷却システムの破綻の起こりやすさは、気象条件や個人の年齢、体力・体調、生活状況などによって異なり冷却システムの破綻の起こりやすさは、気象条件や個人の年齢、体力・体調、生活状況などによって異なります。

熱中症になりやすい気象条件を評価する指標として「暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)」があります。暑さ指数は、専用の測定器で知ることができ、熱中症の危険度を判断する目安として運動時や作業時の対策の指針として活用されています。


熱収支(人の体と外気との熱のやりとり)に与える影響の大きい、「気温」、「湿度」、地面や建物が発する「輻射熱(ふくしゃねつ)」という3つの要素を、気温1、湿度7、輻射熱2の割合で計算するのですが、この割合からも熱中症のリスクにとって湿度が重要な要素であることがわかると思います。

暑さ指数は日常生活においても参考になるので、気象庁のWebサイトなどをチェックしてみてください。
熱中症になるリスクを高める2つ目の条件は、行動に関することです。
具体的には、激しい運動や慣れない運動、長時間の屋外作業、水分摂取のタイミングが限られている状況、そして火を使う職場や作業などが挙げられます。このような条件が当てはまる場合は体内に熱が蓄積されやすく、大量に汗をかいて脱水状態にもなりやすいため、熱中症リスクが高まります。現場でも高くなる危険があります。

2025年6月1日から、労働安全衛生規則改正が施行されます。

同法改正では、事業者に対して熱中症対策が義務付けられます。具体的には、熱中症患者の報告体制の整備や、熱中症の悪化を防止する措置の準備を行い、それぞれ作業従事者に対して周知させなければなりません。きちんと知識を得て対応をしていきたいと思います。

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この記事を書いた人

I.WATANABE

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