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地縄張りとは
皆さんこんにちは現場コーディネーターの渡邊です。
まだまだ暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?まだ、暑い日が今年は長引くとのことでしたが、体調に気をつけていきたいと思います。
今回はお客様は地鎮祭などで観る土地に張っている地縄についてお話しをさせていただきます。
「地縄」とは、建築における遣方(やりかた)時に、縄やロープなどを用い、建物をはじめ外周や基礎などの位置を地面に示す状態のことです。
地縄は、建物が敷地に対してどのように建てられるかを確かめるために行います。
先ずは隣地境界線に水糸と呼ばれる蛍光の糸や目立つ糸を張ります。基準点を出し建物の角と角を結びます。建物の直角と対角を出して、確認申請図面と相違ない配置になっているかの確認をします。
地縄位置が建物の芯に張られ、建物が土地のどこに建てられるのかといったことや、境界までの距離を目視でわかりやすくします。また、お隣の玄関ドア、バルコニー、大きな窓、室外機の位置等との取り合いが見えてきます。
地縄は一般的には施工工務店の現場監督が行います。また、基礎業者や設備業者などが立ち合い行なわれることもあり、基本的に現場が始まるときに現場監督が再度確認を行います。
また、事前に地縄で隣地との境である「境界」を示しておくことで、隣地とのトラブルを実際に建物を建てる前に事前に防ぐことができるようにもなります。
建物が建つ前の確認をきちんと行い、よりお客様の満足度が高い現場にするように努めていきます。
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