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お家の感じる広さについて
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お家の感じる広さについて

皆さんこんにちは現場コーディネーターの渡邊です。

皆様がお家で過ごす際に、狭く感じることはありませんでしょうか?

お家が広く見えるお宅と同じ坪数でも狭く感じてしまうお宅の違いは、何でしょうか?

広く見えるお宅と何が違うのかをお話させていただきたいと思います。

家や住まい方を考える時、広さは重要なポイントになります。

実際の面積は同じでも、空間をどのように使うかで、見た目の印象は大きく変わります。

「模様替えをしたら、なぜか前より狭く感じる」といったような経験はありませんでしょうか?

今回は、家をより広く見せるために、今すぐできる暮らし方の工夫や、家づくりの際に考えるべきポイントについて、お話させていただきます。

部屋を広く見せるための要素となるものがあります。

家の実際の広さ=面積ですが、見た目の広さはさまざまな要素で変わってきます。

要素1.天井が高いお宅は広く見える

部屋の広さは、縦×横で測る床の面積ですが、高さも設計に影響します。天井が高く、上方向に視界の広がりがあると、部屋全体が広く開放的に感じられます。また、屋根の形状を生かし、屋根裏の空間も有効活用した勾配天井を採用する方法も広く感じることができる要素の一つとなります。

高くなった部分に高所窓をつけると室内も明るくなり、さらに開放感が得られ、広い空間と感じられるようになります。

要素2は内装の壁紙や床材の色味が明るいとお家は広く見えます

天井、壁、床などは室内に占める面積が大きいので、そこにどんな色が使われているのかが、部屋の印象を左右します。

白やアイボリー、ライトグレーなどの膨張色が使われていると室内が広く見え、黒やダークブラウンなどの暗い色が使われていると空間が引き締まって見えます。

要素3.室内の収納を活用することでも広く見せることができます

収納を活用し、室内に出ているものを減らすことはお家を広く見せる一因となります。

大きな置き家具が少なければ部屋が広く見えるのは当然ですが、その分小物や書類などが散らかって雑然としてしまうことがあります。

家族構成によっても荷物の量や種類は変わってきますが、特に子どもがいる御家庭は子どもの成長とともにどうしても荷物は増えていってしまいます。最近は、災害対策や新型コロナウイルス感染症対策で備蓄する方も増えていますので、家族構成や目的に合わせた収納の使い方を見直すことも大切だと思います。

要素4.家具の色を、室内の色に合わせることにより色が統一され、スッキリと見せることができます

大きな家具を配置する際には、壁や天井、床、の色から、選んで合わせると、空間にまとまりが出ます。白に近い明るい色を「高明度」といいますが、壁が高明度の色の場合、家具も壁の色に合わせると部屋が広く見えます。

要素5.色の明暗差で広く感じることができます

室内全体を明るい色でまとめれば広く見えますが、家具とのバランスや好みのテイストによっては、濃い色を使いたいこともあると思います。

その場合、床など室内の下の方に暗めの色、天井などに明るい色を使うと、色の違いの明暗差により、広く感じられます。天井は暗く見えがちなので、圧迫感を避けるために白やオフホワイトなどの明るい色が多用されるケースが多くみられます。

また、室内の上の方を明るくするためには、照明の使い方もポイントになります。例えば天井を折り上げ天井とし、上向きの間接照明を採用して天井を照らすことで奥行き感が出て広く感じることができます。

要素6.お部屋の家具を選ぶ際に高さが低い家具を選ぶことにより目線に入る所がスッキリし、広くみえます

家具の高さは、座った時の目線よりも低いものを選ぶと圧迫感が出ず、広く感じられます。

ダイニングチェアやリビングのソファに座った時の高さを基準とすると良いと思います。

例えば、同じ容量の本棚であれば、背が高く幅が狭い縦長の本棚よりも、背が低く幅が広い横長の本棚を置いた方が部屋は広く見えます

要素7.大きな鏡を置くことで広く感じることができます

鏡を室内に置くと、奥行きがあるように見え、広く感じられます。玄関や廊下などに全身が映る鏡を置けば、限られたスペースが広く見えるだけでなく、出かける前の身支度にも役立ちます。

お家に広い空間に感じ、快適に過ごせるために視界に開放感と明るさを取り入れることが大事になります。

他にも間仕切りを透明なガラス戸にしたり、壁を設ける場合も一部に室内窓を設けたりという工夫をすれば、家の中での視界が広がり、光も採り込めます。リビングに隣接した場所に、ウッドデッキを設けると、空間のつながりが生まれ、リビングも広く感じられます。また、大きな窓で、外の風景が視界に入るようにすることで、視界が広くなります。

お家を広く感じるためのひと工夫はすぐにできることできないことがありますが、生活や環境にあった方法を取り入れていくことをお勧めいたします。

素敵な暮らしのために、ご参考になりましたら幸いです。

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住家は静岡県駿河区を中心に静岡から焼津、藤枝、島田まで。住む人の暮らしを考えた注文住宅を提供する工務店です。代表の大工経験から培った技術を活かした安心して住み続けられる住まいと、一生に一度の家づくりだからこそ、妥協しないあなた方ご家族でしか生まれない理想の暮らしを一緒につくります。


この記事を書いた人

I.WATANABE

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