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土地の現地調査を工務目線の観るポイント
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土地の現地調査を工務目線の観るポイント

皆さんこんにちは現場コーディネーターの渡邊です。

本日は家を建てる前に行く土地の現地調査についてお話させていただきます。

土地を確認するにあたりあらかじめ土地の情報として土地の広さ、用途地域、地目周辺状況、災害区域などではないかなどを調べて現地調査へ伺います。

お家を建てることを前提としていきますので、建物の配置や大きさが決まっているときは資料をもっていき、実際の建物が建つたときに支障がないかの確認を行います。

土地の現地調査の際に確認する内容は多岐に渡りますが、その中から抜粋して御紹介していきたいと思います。

①前面道路、現地侵入経路

土地の前面道路、接道については道路の幅を測り建物が建築基準法上問題がないかを確認します。現地侵入経路は工事をするにあたり工事車両は入ってくることができるか?特にレッカー車、生コン車、屋根の材料を積んだ車両などの現地までの搬入経路を確認します。工事をするにあたり支障がないかの検討を行います。

②土地の地盤高さ

土地の地盤高さは現地にて現在の地盤高さの状況を確認して排水経路の勾配はとれるか?駐車場の勾配や階段の段数の確認します。また、側溝の深さなどを測り、雨水の放流先や浄化槽の放流先を御近隣なども確認しながら、状況把握を行ってまいります。御近隣の地盤の高さも確認して事前に調べた浸水地域ではないか、崖条例などが係っていないかの確認を行います。

③土地の上空線、埋設物、付属物

工事を行うにあたり上空に低圧線、高圧線、電話線などが通っていないかの確認をします。上空線が架かっている際にはクレーン作業や地盤改良、足場設置時などの妨げにならないか確認をします。もし、妨げになるようなら、防護管の設置、線の移動の依頼、施工計画の検討などを行います。また、高圧線が上空を走っている際には中部電力の立会いが必要だったり、屋根材によってはアース線を設置します。

埋設物として水道の引き込みの有無と引き込み径の大きさ、ガスの引き込み、排水の最終桝があるかなどを確認します。

付属物として土地にあるブロックや塀、石垣、などの高さ、大きさ、状態を確認します。

④土地の測量

測量図や計画している土地の大きさと実際の大きさに差異がないかの確認、境界ポイントにプレートや鋲、刻みなどの確認、既存のブロックが誰の持ち物かを確認します。

⑤周辺状況

土地の周辺を歩くといろいろなものが見えてきます。周り御近所が浄化槽の地域か下水地域か、または集中浄化槽か?

ガスは都市ガスが前面道路まできているか?プロパンガスか又は集中ガスか?

テレビアンテナはどちらを向いているかにより電波の受信を妨げるような、山や建物等がないか?

周り御近所の土地の高さ、お隣さんの窓の位置と大きさ、玄関ドア、室外機や給湯器、排出ダクトの位置等新たに建てる際に配慮できるように確認します。

まとめ

この他にも通学路や地区制限、駐車場の有無、侵入経路の道路工事計画、イベント交通規制などお土地により確認する箇所も増えていきます。建築するにあたり、土地の現地調査を行い問題や不備がなく工事を進めていけるように努めてまいります。

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この記事を書いた人

I.WATANABE

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