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「換気システム」
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「換気システム」

みなさまこんにちは。
住家代表の梅原です。

蒸し暑さが増してそろそろ梅雨入りかな、と感じるこの頃。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

窓を開けて換気することも難しい雨の時期ですが、大切な家族の健康のためにもお家の空気はいつもキレイにしておきたいところですよね。
そこで、今回はお家の換気システムについてのご紹介です!

換気の種類

換気の種類は3種類ありますが、壁内や小屋裏へ湿気や汚れた空気が流入して結露が発生しないように、主に木造住宅の換気の方式は下記の2つの種類が使用されています。

 ■ 第一種換気 ■ 給気・排気両方に機械(熱交換)を使用
 

 空気の入口と出口の両方にファンを付けて給排気をする方式です。
熱交換換気装置を付けることで、取り込んだ外気を室温に近づけ給気することが可能です。

給気排気ともにファンを使い、給気に熱交換器という機械を付けるのでイニシャルコスト、ランニングコスト、メンテナンス代がかかりますが冬に換気によってお部屋が寒くなってしまうことを防ぐことができ、特に寒冷地では省エネ効果を発揮します。

 ■ 第三種換気 ■ 自然給気(給気口) + 機械排気(ファン)

空気の入口である給気口は自然給気。
出口である排気口にはファンなどの機械換気装置を付けた方式です。

出口で空気を引張っていることで、室内は外気より気圧が下がり、給気口から自然に新鮮な空気が入ってきます。

多くの場合、トイレや脱衣室などの湿気や臭いが溜まるところに排気口をつけるので、湿気や臭いが他のお部屋に流出しにくくなります。

また、機械を付けるのが排気口だけなのでイニシャルコスト、ランニングコストを抑えることができます。

地域や暮らし方に合った換気種類

寒冷地での給気を温めることができる一種換気ですが、静岡は本州の中でも特に暖かい地域なのでリビングなど人のいる部屋だけを暖冷房する住まいがほとんど。

こういった部分的に冷暖房をする地域では、熱交換のメリットはほぼ期待できずかえってコストがかかってしまいます。

静岡という地域を考慮した場合、排気だけに機械を使用する第三種換気が最適といえるでしょう。

ダクトシステム

壁付けの換気扇で脱衣室や浴室、トイレから排気する場合、シューズクローゼットやウォークインクローゼットなどの収納内部は換気されず湿気や臭いが溜まってしまいます。

そこで、「ダクトシステム」という天井の中に空気が通る管を設置して脱衣室やトイレだけでなく、収納の内部からも汚れた空気を吸出して、まとめて排気するシステムがお勧めです。

計算によって給気口と吸出口の位置を決定し、最適な空気の流れを作ることで、お家の中で空気が留まってしまう場所が出来ないようにします。

日本住環境㈱ ルフロ400


JYU-KAでは換気システムのルフロを標準設備として設置しているので、いつでも室内の空気をきれいに保て湿気も溜まらないので、お客様から夜に室内干しした洗濯物も朝にはすっかり乾いていると喜んでいただいております。


換気システムについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
普段は意識しませんが、実は毎日使っている換気設備。

地域やコスト、メンテナンス性などを考えたときに最もシンプルで、最適な換気システムをお勧めします。

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この記事を書いた人

K.UMEHARA

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