子どもとの時間を増やす家づくり

子育ては大変かもしれません。

しかし、やがて巣立っていくことを考えると、子どもと家で多くの時間を一緒に過ごせる期間はそれほど長くありません。

そのため一緒にいられるうちに、なるべく多くの時間を共有して親子の絆を深めたいものです。

しかし、家をせっかく建てたものの、子どもが成長して自室にこもるようになり、家族で一緒に過ごす時間がとれないといったケースもあります。

そこで今回は家づくりを工夫することで、子どもとの時間を増やす方法をお伝えします。

◆家族との時間が少ない日本の家庭

内閣府の子供と家族に関する国際比較調査での1日の親子の接触時間によると、

アメリカは1日 3時間

日本は、1日1時間

韓国は、1日2時間

と日本の親子は、一緒に過ごす時間があまりとれていないという事がわかります。しかし、最近ではリビングで勉強や仕事をして多くの時間を過ごす暮らし方が注目されてきています。

 

そこで、家族が自然に集い、寄り添える家づくりを紹介します。

多目的に使えるスタディコーナーをリビングに設置

「勉強や仕事をリビングダイニングで一緒に」と考えても、ダイニングテーブルを使うと、食事の時間などに片付ける必要があり、やりにくさを感じやすいものです。

リビングでの勉強は、子どもに勉強する習慣がついて、学習を進めやすいことが期待できます。

小学校低学年の子どもはなかなか集中して勉強ができなかったり、わからないことが出てきて一人で勉強を進めていくことが難しかったりします。

しかし、子ども部屋で勉強していると、勉強をしているか、また、勉強で困っていることがないかを親が様子を見に行くことが疎かになりがちです。

特に、共働きの家庭では、リビングで勉強していれば、家事の合間に勉強を見る時間を確保しやすいですが、子ども部屋で勉強をしている場合は、勉強を見るためだけの時間はとりにくいでしょう。

また、家族がリビングで過ごすことが多い家族は、それぞれが別なことをしていても、一体感を感じやすいです。

親の世代が子どもの頃よりも、親と子の距離が近いフレンドリーな関係性が築かれやすい面もあります。

そこで、少し広めのカウンターをリビングに設置すると、勉強や仕事、さらに家計簿の記入やアイロンがけなどの家事スペースとしても活用できます。

共有の本棚をリビングに設けてファミリー図書館に

リビングに大きな共有の本棚を設置してファミリー図書館にすると、本を通じて自然に親子の会話が生まれやすいです。

子どもが小学校低学年くらいまでは、一緒に本をみたり、読み聞かせをしたりしてあげましょう。

高学年以降は、大人の本に子どもが興味を持ちシフトしていく流れをつくることができます。

ライフスタイルに合わせて、家族で共有できるスペースのある家づくりをすると、家族で一緒に過ごす時間が増えるはずです。

まとめ

家族がお互いに信頼しあえる関係をつくるためには、一緒に過ごす時間をつくることが大切なのです。

たとえば、料理をするお母さんの近くで、小学生の子どもが勉強をし、お父さんはパソコンで仕事をするといった光景が浮かびます。

高校生になっても、過ごしやすい共有スペースがあれば自室にこもらず、スマホを使うのもリビングといったケースもあるのです住まいの広さには限りがありますが、リビングなどの共有スペースを広くとり、寝室や子ども部屋などの個室は最小限のスペースにするという方法もあります。