BRAND
「経営理念は、会社の存在理由そのものである。」
そう言われても、創業当初の私には、その本当の意味が分かりませんでした。
体裁の良い言葉を並べることはできても、そこに血が通っていなければ、すぐに形骸化してしまう。自社の確固たる価値や強みを、私自身が掴みきれていなかったのです。
「住家という会社は、いったい何のために存在するのか?」
この問いと真剣に向き合う中で、私たちが大切にしたい根源的なキーワード、それは「楽しむ」ことだと気づきました。
そして、「どうすれば人は心から楽しむことができるのか」を突き詰めた先に、私たちの経営理念となる言葉が生まれました。
経営理念
「つくる人」を増やすことで
一人一人が幸せな社会づくりへと貢献する。
私たちは、人が最も「楽しい」と感じるのは、受け身ではなく、物事に主体的に関わり、「つくる側」に立った時だと信じています。
お客様が、私たちと共に理想の暮らしを「つくる」。
社員が、単なる駒ではなく、主体的な要素として会社を「つくる」。
地域社会の一員として、魅力ある街を「つくる」。
「つくる」という行為は、私たちに三つの大切なことを教えてくれます。
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一つ目は、「自分らしさ」を見つけること。
何かをつくる過程で、人は自らの「好き」や「美しいと感じる価値観」と向き合います。
それは、誰かの受け売りではない、自分だけの幸せのモノサシを見つける旅路です。 -
二つ目は、「誰かに喜びを与える」こと。
つくる先には、必ず受け取ってくれる相手がいます。自分の仕事が誰かの感動や笑顔に繋がる。その時、私たちは「他者の喜びが自分の喜びになる」という、人間として根源的な幸福を感じることができます。
私自身、お客様が心から喜んでくださった時に流される涙を見て、この仕事への誇りと幸せを実感してきました。 -
三つ目は、「主体性」を持つこと。
他人に言われた通りにするのではなく、「自分がつくっている」という実感こそが、仕事や人生を面白くする最大の秘訣です。
住家では、社員一人ひとりが「この会社をつくっている重要な要素」であるという考えを大切にしています。
この「つくる人を増やす」という理念は、迷った時に私たちが立ち返るべき羅針盤であり、住家という法人の存在理由そのものです。
何をするかより、誰とするか
そして、理念と同じく創業以来、私たちが何よりも大切にしてきた価値観が、「何をするかより、誰とするか」という言葉です。
お客様、共に働く仲間、力を貸してくださるパートナー企業様。
私たちは、あらゆる出会いにおいて、この価値観を指針としています。
「あなたと喜びを分かち合いたいから、あなたを選ぶ。互いに選んだのだから、とことん付き合い、共に成長していく。」
それは単に「好きな人とだけ仕事をする」という意味ではありません。
ご縁をいただいた方々と誠実に向き合い、困難さえも分かち合い、共に未来を「つくって」いきたい。その覚悟の表明です。
この想いを胸に、私たちは以下のミッション、ビジョン、バリューを掲げ、事業に取り組んでまいります。
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1私たちの使命
MISSION
「つくる人」を増やすことで、一人ひとりが幸せな社会づくりに貢献する。
- 私たちは、人間的成長の場を提供し、
社員とその家族の物心両面の幸せを追求します。 - 私たちは、お客様と想いを共有し、
満足と感動にあふれた暮らしを提供します。 - 私たちは、「誰としたいか」を大切にし、
パートナーとの共存共栄を目指します。 - 私たちは、真摯さと倫理観を胸に、
地域社会との調和を図ります。 - 私たちは、つくることを通して
地球環境の保全に努めます。
- 私たちは、人間的成長の場を提供し、
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2私たちが
目指す未来VISION
私たちは家づくりを通じて、お客様へ感動を提案し、
人生のさらなる価値の創造をお手伝いします。 -
3私たちが
最も
大切にする
価値基準CORE VALUE
仲間を助ける力と、
助けてもらう勇気をもて。自分の成長だけでなく、仲間の成長に本気でコミットする。
助け合い、支え合う関係の中にこそ、真の成長と喜びがある。私たちはそう信じています。
株式会社住家は、これからも関わるすべての皆様とのご縁を大切に、「つくる」喜びを分かち合いながら、皆様の人生をより豊かにするお手伝いができるよう、誠心誠意努めてまいります。
今後とも、一層のご支援とご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
代表取締役 梅原薫